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【著者】恩田陸 【刊行】幻冬舎 2004/06 幻冬舎文庫 2007/04 【内容】 2002年2月11日(祝)午後2時過ぎ、都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故発生。死者69名、負傷者116名。未だ事故原因を特定できず――。次々に招喚される大量の被害者、目撃者。しかし食い違う証言。店内のビデオに写っていたものは? 立ちこめた謎の臭いは? ぬいぐるみを引きながら歩いてた少女の姿は? はたして、これは事件なのか、それとも単なる事故か? 謎が謎を呼ぶ恩田陸ワールドの真骨頂! (Amazon紹介より)
【感想】 事故の調査者から被害者へのインタビューで幕を開け、しばらくその形が続いたので、その中で真相が見えてくるのかと思いきや、Q&Aのみというスタイルは変わらないものの、Q・Aそれぞれの対象が段々と変化していく。おぼろげながら真相らしきものが示唆されるが、結局のところよくわからないまま終わる。
ここまでは良い。さすがの恩田作品、ぐいぐい読ませるし、リアルな恐怖感も感じさせてくれる。このような事故ってありそうだし、現実的なので実際にその場にいたら。。。と、つい考えてしまう。また、それぞれのインタビューにおいて必ずふっと背筋が寒くなるような小さなオチが用意されていて、面白い。
しかしながら、ラストがいただけない。一体なんなのだ??非現実的な設定も作品によっては悪くないのだけど、これの場合は余計だったような期がするのであった。
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2007年10月4日(木)
No.134
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【著者】京極夏彦 【刊行】講談社ノベルス 2006/09 【内容】 昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺事件が続々と発生する。果たしてこれらは連続事件なのか?
【感想】 誰のものかわからないモノローグが長いし、途中までは色々な事件の一部の情報だけがぽつぽつと語られ、一度に少しずつ、しかも時間を空けて読んでいる身には正直何がなんだか。。。という感じだった。それでも最後には綺麗に収束して、なんとかついていけたけど。でも、果たしてミステリーとしてフェアだったのか?そこは複雑すぎてなんとも言えない感じ。
しかし、今回の話はあまり妖怪が絡まず、うんちくもほとんど無いし、京極堂の存在価値が薄いような気がする。昔の事件やら戦争中の出来事からの情報・推理をもたらしたというのはあるのだけどね。榎木津も大人しいなぁ。ラスト、もう少し驚かせてくれるのではないかと期待したけど、あんなものなのかな。
ところで、榎木津の目はいつ治ったのでしょう?なんだか、時間が空きすぎてよくわかりませんわ。
過去のシリーズのエピソードがちらほら出てくるのだけど、これまた何がなんだかわからない。一度、最初から全部読み返してみよう。そうしよう。
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2007年6月25日(月)
No.133
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【著者】浦賀和宏 【刊行】幻冬舎文庫 2002/10 【内容】 大学に入学した「僕」は、ビラを撒いていた魅力的な女の子に惹かれ、地球が平面だと信じる者たちが集まる、怪しげなサークル「地球平面委員会」に足を踏み入れる。「僕」の名前を聞いた途端、執拗に勧誘してくる彼女たち。「僕」の周りで起きる放火・盗難・殺人事件と、地球平面委員会との関わりは?
【感想】 最後の最後で謎が解けた時は、なるほどね〜という感じだった。発想はまぁまぁ面白いし、張った伏線にはきちんと答えが出ている。そこの部分は面白いのだけど、殺人の動機(正確には『動機』ではないのだが…)となるには、あまりにも下らなくて後味が悪すぎ。そこさえどうにかなっていたらなぁ、という感じです。
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2007年4月18日(水)
No.132
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