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| 百器徒然袋−風 【感想】 | 連作3編 | 2004/07 講談社ノベルス |
| 百器徒然袋−風 |
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【内容】 薔薇十字探偵社の榎木津礼二郎をメインとした短編集(長さから言えば中編集か)。新たに榎木津の『下僕』となった本島にふりかかる災難と、それをばっさり派手にかつ無茶苦茶に解決に持ち込む榎木津の活躍(?)を描く。 招き猫の置物をきっかけに2つの遊郭の間で持ち上がった古い殺人事件の真相が浮かび上がる「五徳猫」、榎木津に無謀な挑戦をしかけた関西の『名探偵』が自滅する「雲外鏡」、本島の住む長屋に入った空き巣の目的はさる大物が仕掛けたものだった。。。という「面霊気」の3編。 【感想】 相変わらず榎木津の無茶っぷりが際立つ番外編。そればかりが目立っているので、ストーリーの流れや謎解きを追うのが少しおろそかになってしまった。特に1編目なんて、どちらがどちらだか、なんだかよくわからなくなってしまったなぁ。謎が解けてもふーんという感じで。相変わらずのうんちく講釈ですが、題材が比較的身近な『招き猫』だったので、まだわかりやすかった。 後の2編も同じような感じかなぁ。この榎木津メインの中編集については、前作の方が強烈なイメージがあったかも。榎木津大暴れの痛快さも、なんとなくインパクトが薄れているような。。。敵キャラが小粒だしねぇ。前作も読み直してみようかな。 (2005.09.24) |