| 鯨統一郎 感想リスト | ||
| 九つの殺人メルヘン 【感想】 | 長編 | 2001/06 カッパノベルス 2004/06 光文社文庫 |
| 九つの殺人メルヘン |
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【内容】 渋谷区にある日本酒バーでいつも酒を酌み交わす、マスターと客2人(刑事工藤と犯罪心理学者山内)の42歳厄年トリオ。そこに20歳の酒好きな女子大生が加わり、工藤がかかえる未解決事件の謎を、グリム童話になぞらえて鮮やかに解き明かしていく。「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」「シンデレラ」「白雪姫」「長靴をはいた猫」「いばら姫」「狼と七匹の子ヤギ」「小人の靴屋」をモチーフとした種明かしとは? 【感想】 「絶対無理!」と思われたアリバイが崩される様は、概ね鮮やかで納得できる内容だった。1つか2つ、「?」と思ったものもあったけど。それでも結局、「ふーん」で終わってしまったなぁ。登場人物たちが事件そのものに関わらず、謎だけ解く話って最近よく読むような気がするけど、ある程度キャラが強くないと面白くないような気がする。 結末は少し驚いたけどね。読みながら感じていたちょっとした違和感には、やはり理由があったということか。 (2006.01.25) |