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北村 薫 感想リスト
覆面作家は二人いる 【感想】 連作短編[覆面作家] 1991/12 角川書店
1997/11 角川文庫
朝霧 【感想】 連作短編[円紫さんと私] 1998/04 東京創元社
2004/04 創元推理文庫

覆面作家は二人いる
【内容】
「覆面作家」というペンネームを使う新人推理作家の新妻千明さんは、大富豪のお嬢様。その浮世離れぶりと恐るべき二重人格で若手編集者岡部を翻弄しながらも、様々な謎を解き明かしてみせる。覆面作家シリーズ第一弾。

【感想】
図書館の本が切れたので、久しぶりに読み返してみた。

暖かい雰囲気が好きなんだよね。出てくる人の全て、悪役に対してすら優しさが感じられるのが、このシリーズの、というか、この人の好きなところだ。

今回は、なんだかお兄さんが素敵に感じられましたわ。ほのぼの。

(2004.09.22)

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朝霧
【内容】
《私》は大学を卒業し、出版社に就職して新米編集者としての生活を始めた。新しく広がった世界の中でも、円紫さんは日常の謎を優しく解いてみせてくれる。シリーズ第5作。

【感想】
「山眠る」
相変わらず繊細で切なく優しい。。。が、このネタどこかで読んだことある!なんだったろう?もう、それだけでガックリです。う〜ん、何だったかなぁ。もしその本を再読して見付けたら、再度ここに記入します。
(→2004/6/11追記)
西澤保彦「解体諸因」でした。多分。まだ他にありそうな気もしているのだけど。

「走り来るもの」
これも相変わらずの繊細さ。ちなみに、私が考えた回答はこう。

−−私は引き金をひかなかった。
−−マリアンの撃った銃弾は外れたが、アーサーの弾丸がライオンを倒した。

甘いね〜。厳しい結末だろうということは予想していたのに、どうしてもこんな甘い内容しか思いつかなかった。ん〜人生って難しい。

「朝霧」
この謎解きは私には無理だ。でも、この物語への興味の焦点は次の物語への繋ぎだよね。ついに《私》の恋愛話が登場するか?!

歌に込めるしかなかった密やかで激しい想いは、《私》の想いに拍車をかける役割を果たしたが、それがどのような結末を迎えるのか。次作がとても楽しみである。

(2004.05.17)

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